
【第6回】給水所の活用法
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★ 脱水症状にならないために
- 給水所では水とスポーツドリンクが用意されています。冬期でも気候によっては脱水症になることがありますので、特に初心者ランナーは喉が渇いたと感じる前に給水をとるようにしましょう。
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★ 給水所でのコツ
- 給水所は全部で5カ所あります。1カ所のエイドステーションにはいくつかのテーブルがありますので、混んでいる一番手前のテーブルではなく、空いている奥のテーブルからとることをお勧めします。
また、給水所で水をとろうして他のランナーの前を急に横切るのは危険です。周囲をよく観察して落ち着いて行動しましょう。
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★ 給水ボランティアにも感謝のこころを
- 給水所の水を飲むとき、慌てるとむせることがあります。落ち着いて飲みましょう。余裕があれば給水ボランティアに「ありがとう」のひとことを。
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★ ゴミは設置されたゴミ箱に
- 飲んだ後のコップは道端に捨てずに、小さくつぶして設置されたゴミ箱に捨てるようにしましょう。
金 哲彦(きん てつひこ)さんランニングコーチ・解説者
1964年生まれ。ランニングコーチ/陸上競技・駅伝解説者
早稲田大学在籍時代には、箱根駅伝にて5区のスペシャリストとして不動の地位を築き上げた。リクルート入社後、当時日本ではあまり一般的でなかった陸上のクラブチームを創設するなど、業界にさまざまな革新を与えつつ、第一線を走っている。現在は、解説者やゲストとして様々なマラソン大会にも出演し、解説としての立場だけでなく、市民ランナーにもわかりやすい視点で、マラソンのすばらしさを広く伝えている。
【第1回】ご挨拶
【第2回】ランナーが守るべきマナーについて
【第3回】安心、安全ランニングのために
【第4回】初心者の方へのアドバイス
【第5回】レースでの安全走行のために
【特別コラム】3つのウェブスタート
【第6回】給水所の活用法