
【第7回】大会当日の注意
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★ 応援のはずがランナーを苦しめてしまいます
- 沿道で応援される際、喫煙はできるだけお控えください。走っているランナーへの副流煙は肉体的にも精神的にも負担になります。
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★ ランナーとの並走は危険です
- 歩道で応援される時、ランナーとの並走はとても危険ですので絶対にしないでください。
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★ 危険の伴う撮影はやめましょう
- 危険が伴う撮影、たとえば、「自撮り棒」をコース上にさし出しての撮影、「ドローン」などを使用しての撮影はお控えください。
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★ 不審物等を発見したら大会スタッフに連絡しましょう
- 不審物や不審な人物を見かけたら、大会スタッフや警察官にお伝え下さい。
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★ 急な進路変更は転倒の危険あり!
- 香川丸亀国際ハーフマラソンは、1万人のランナーが参加する大会です。スタート直後は混雑しますが、焦らずにウォーミングアップのつもりで周囲のランナーの流れに乗って走りましょう。急な進路変更は他のランナーを巻き込む転倒の危険がありますので絶対にやめましょう。
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★ ペースランナーの位置を把握しよう
- 2キロ過ぎからの直線は緩やかな下り坂、コース幅も徐々に狭くなります。このあたりで自分のペースを確認しましょう。ランナーと一緒にコースを走るペースランナーの位置もタイム確認の参考になります。
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★ 給水所をうまく利用して後半に備えよう
- 往路の8キロ、復路の12キロに高低差約10mの田尾坂の上りがあります。上り坂では腕をしっかり振ってリズムよく走りましょう。往復路とも坂の途中に給水所がありますので、水分補給をして後半に備えましょう。
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★ キツイときこそフォームの基本を意識して
- 終盤17キロの給水地点からゴールまで緩やかな上りが続きます。レース後半の疲労と長く続く直線コースで余裕もなくなっていますが、きつい時こそフォームの基本を意識して走りましょう。ここでのペースダウンを最小限にすることが目標タイム達成のポイントになります。
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★ 多くの声援とともに感動のゴールを!
- スポーツセンターの敷地内に入れば残りは約1キロ。スタジアムが見えてきたら残りの力を振り絞ってフィニッシュを目指しましょう。スタジアムでは多くの声援がランナーのみなさんを後押しくれます。
金 哲彦(きん てつひこ)さんランニングコーチ・解説者
1964年生まれ。ランニングコーチ/陸上競技・駅伝解説者(所属:NPO法人ニッポンランナーズ理事長)
市民ランナーからオリンピックランナーまで幅広く指導するプロランニングコーチ。駅伝やマラソン中継の解説者として活躍中。「体幹ランニング」(講談社)などランニングに関する著書や執筆は多数。